理想の住まいの条件

21世紀の「理想の住まい」の条件に3つの大事なことがあります。それは、「真に住み心地が良い」「環境に良い」「歳月が経っても良い」です。ロイヤルフォートは、この条件を満たす「理想の住まい」をお届けしたいと願っています。

「真に住み心地が良い」住まいとは?

T. 設備に頼らず快適室温

断熱性能が低い家ほど、エアコンなど様々な暖房設備に頼らなくてはなりません。こうした設備により室内温度を整える住いは、光熱費がかさみます。また機械音や空気の流れが気になり、これを嫌な事と感じる人も多くいらっしゃいます。反対に設備に頼らずとも、「寒い」「暑い」ということ気にかけずに暮らせる住いは、「真に住み心地が良い」と言えるのではないでしょうか。ロイヤルの住まいは断熱性能を表すQ値1.0w/u・Kも実現可能です。こうした超高断熱住宅では寒い日や、暑い日でも室内にいる時は外の気温の変動を意識しません。また冬に暖かいリビングから廊下に移動しても、窓際に近づいても室温の変化を意識することが無いそのような暮らしが待っています。

U. 閉じずに明るく開放的

Q値(熱損失係数)1.0W/u・Kの ような超断熱性能の住まいは、そのため、エアコンや床暖房などの機械設備を稼動させなくても、室内温度は快適であり設備の運転コストを気にかけないで済みます。 このため冷暖房の効率化により部屋を細かく区切る必要もなく、廊下などの デッドスペースも不要となります。つまり部屋を「閉じる」必要がなく、住まいを大きく使うことができます。大きな窓やオープンな空間により「明るく」「開放的」であっても「住み心地の良い」住いとなります。これは住いを考えるうえで、様々な制約から解放され自由な発想の中で計画することが出来ます。

V. 温熱ストレスなく健康的

この超高断熱性能の住いは、どこでも室温が均一となります。そのため、暖かい場所から寒い場所へ移るときに発生する血圧変化による「ヒートショック」の心配がありません。高齢の方や幼い子供には体の負担が少なく、安全にお住いいただくことができます。またこうした住まいは、暖房が使用されている部屋と使用されていない部屋との温度差が小さいため、温度差を原因とする「結露」が発生しません。室内「結露」は喘息やアレルギーの原因になると言われていますが、住い内部の温度差を抑えられる超高断熱住宅ならば、こうした心配がありません。断熱性能の高い住まいは非常に「健康的」です。

「環境に良い」住まいとは?

T. 消費するエネルギーを抑え、資源を有効活用し、CO2(二酸化炭素)の排出を抑制する

近年、地球温暖化による環境破壊が問題となり、その原因と見られる温室効果ガスとしてCO2の増加が危惧されています。家庭で排出されるCO2の発生原因は給湯器と暖房によるものが、およそ全体の半分を占めます。つまり冬季の暖房を抑えることが大変重要です。暖房設備の使用を抑えるためには、極力エネルギーを使用せずとも暖かい住まいが求められます。

U. 建築の時にCO2(二酸化炭素)の排出が少ない

木は大気中の二酸化炭素を吸って成長し、その二酸化炭素はそれぞれの木材の中に閉じこめられてゆきます。その木を使って家を建てるということは、家に空気中の二酸化炭素を貯め込むことになります。鉄やアルミニュウムなど他の原材料であれば製造の際にCO2(二酸化炭素)を排出しますが、それと比べ、木材は全く反対です。こうしたことから木造建築はその他の鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べてCO2(二酸化炭素)の排出量が少ない工法です。

「歳月が経っても良い」住まいとは?

T. 後から建つ家に性能が見劣りしない家

イギリスやアメリカなど欧米の住まいの建て替え期間が50年を過ぎるのに対して、日本の住まいはおよそ26年と半分です。ライフスタイルの変化も原因の一つで あるかもしれませんが、「質」の低さも大きく影響していると思われます。日本の住まいは住宅性能の面から考えると発展途上であり、その他の住宅先進国住まいの性能に向けて徐々に近付いてゆきます。そのため今年建てた住まいは数年の後に、新しい住まいと比較して性能が 劣るため不満が高まります。住宅先進国の技術を学び、長期間の視野に立ち20年、30年の歳月を見据えた住まいづくりが必要です。

U. 歳月と共に美しく変わってゆく家

本物素材であるムクで作られた床材や室内ドアであれば、歳月と共に色調が重厚に変化してゆく「経年美」が起こりその美しさは高まってゆきます。こうして歳月と共に住まいへの愛着が深まってゆきます。ロイヤルフォートの住まいは「本物」素材にこだわっています。

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